« オンラインショッピング(2) | トップページ | イワシが大量(大漁) »

日本の大型貨物船ビーチに乗り上げる

6月8日、荒れ狂う嵐の中、シドニーの北160km、New Castleという港町で全長225mの大型貨物船がNobbys Beachに乗り上げた。パナマ船籍で佐世保重工製、藤木(新聞にはFujikiとあったが文字は定かではない)汽船所有のPasha Bulker。石炭58,000トンを積み込むため沖で待機中に嵐に巻き込まれた。

The Pasha Bulker coal ship has been grounded off Nobbys Beach since Friday 15 June

(写真:New Castle City Council HPより)

New Castleは石炭などを輸出のため積み込む商業港。常時、積み込み待ちの貨物船が沖合いでひしめき合っている。順番待ちが1ヶ月も続くことがあるそう。この日の早朝、停泊中の56隻に対して、嵐が迫っていることを通知し、沖へ出る様要請が出された。10隻ほどがこの要請を受け入れず、その中の1隻、Pusha Bulkerは強風で少しずつ浅瀬に押しあげられてしまった。

まず、オーストラリアのレスキュー隊がヘリコプターで22名の乗組員(フィリピン人と韓国人からなる)全員を無事避難させた。その後、船を海へもどすため、オランダの会社と契約が結ばれた。満潮を利用して大きなタグボート3隻と海中に設けられた碇にケーブルをつなぎ、引っ張るという手法が取られたが、ケーブルが切れてしまい2度失敗。

7月2日の朝、3度目の挑戦で船は水面に浮き、沖へと移動し、ダイバーが損傷や油漏れなどを調査。現在はNew Castle港に入港して、損傷部分を修理中。

この大きな作業にかかった費用は誰が負担するのかという質問に対し、7月4日、所有者である藤木汽船はレスキューにかかった全費用を負担すると声明を発表。地元住民は税金が使われることがないと知り、一堂胸をなでおろしている。

一連の作業を追ったスライドショー:http://gcaptain.com/maritime/blog/pasha-bulker-photo-slideshow/

ブログランキングに参加しています。よろしかったらひとクリックお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

« オンラインショッピング(2) | トップページ | イワシが大量(大漁) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« オンラインショッピング(2) | トップページ | イワシが大量(大漁) »